世の中にはたくさんの検定試験というものがあります。国家資格からそうでないものもいれると、1,000以上の資格検定があるとも言われています。
その中でもWebに関連する検定というものもいくつかあります。
デザイン系やシステム系、最近ではマーケティングに必要な分析系の検定などもあります。
今回はそんなWebに関連する検定の中でも比較簡単(?)と言われている分析系の「Webアナリスト検定」を9月29日に受けて来ました。
結果はどうだったの?
先に検定結果を書きますが、「合格」してきました。
すぐ結果が出るの?って思われた方もいらっしゃるかと思いますが、Webアナリスト検定はその場で合格か不合格の結果がわかります。
あとでも書きますが、試験中に一定時間を経過すると退出していいのですが、その際に自分の合否がわかります。
合格すると試験官からお知らせの紙をもらうのですが、これがもらえたかどうかでその人の合否がどうだったかもわかってしまうような試験が苦手な人には結構重いシステムになっています。
そもそもWebアナリスト検定ってなに?
Webアナリスト検定とは、Webサイト(ホームページ)やブログなどの分析・解析を行うWebアナリストの基本的な知識を学ぶための資格検定です。
そのため、難易度自体は高くなく、これからWebマーケティングを始めようとしている方向けの資格になるため、日ごろGoogleAnalyticsを使ってWebマーケティングな仕事をしている人にとっては特に事前に勉強を行わなくても合格をすることも可能です。
Webアナリスト検定と似た資格に「ウェブ解析士」という資格がありますが、ウェブ解析士はもう少し難易度が高くある程度Webマーケティングの実務経験を積んでから受ける上級者向けの資格になります。
より深い知識を学びたい方は「ウェブ解析士」の方がおススメです
Webアナリスト検定である程度基礎知識を学んだあとはウェブ解析士を学ぶことをおススメします。
Webアナリスト検定の試験内容は?
まず試験を受ける前に5時間ほどの講習を受けることになります。
この講習の際に講師の方からここは覚えましょうとかヒントをいくつかもらえますので、そこを重点的に勉強することがまず重要です。
また講習後に模擬試験問題が配布されます。
CVRやCPAなどのマーケティング用語がある程度理解している人はこの試験問題をひたすら解くだけでも十分だと思います。
試験自体は試験場にてPCをつかったオンラインテストになります。
当然ですが、ブラウザで調べたら即失格になります!
またスマートフォンの持ち込みはできませんので電卓は忘れずもってこないと暗算で計算することになります。
テストは80分で最初の30分を過ぎれば退室可能です。
合格基準も各カテゴリーで40%以上かつトータルで75%以上の正解が必要になりますが、問題は選択問題なため、日本語の読解問題に近いイメージです。
あきらかに違うと思われる選択肢が4個中2個あり、残り2個のどちらかが正解というイメージです。
本当に簡単なの?
本当に簡単です。
実際に5時間の講習時はほとんど聞いておらず、Chatworkでやり取りをしていました。
公式テキストも結局1度も開いていません。
それでも余裕をもって合格できましたので、日ごろWebマーケティングの業務をしている人は勉強をしなくても合格できるレベルの簡単な試験です。
問題はあるとすると、試験慣れですかね?
大人になるとなかなか試験を受けることがなくなるので、試験中周りの音が気になってしまうことがあると思います。
そこで自分のペースを乱されてミスをしてしまわないように注意しましょう。
試験の後に!
試験が終わるとその場で結果がでます。
合否判定がすぐ出るため、気持ちも楽になります。
合格すると紙を試験官から1枚もらいます。
そこにはあとで自分の点数を確認するためのアクセスURLとID/PWが書いてあります。
たぶんこのページを見ている人は本当に勉強しなくていいのだろうか?と不安になっているかと思います。
日ごろGoogleAnalyticsなどを使ってSEO業者やSEM業者とやり取りしている方はほとんど勉強しなくても大丈夫だと思いますので、安心してください。