「AIに頼んだ作業を、いつも同じ注意書きつきで仕上げてほしい」。そう感じたことはありませんか。
AIにパソコン上の作業を任せられるツール「Claude Code」に、利用者が自分好みの付け足し部品を取り付けられる仕組みとして「Mods(モッズ)」が登場したと報じられています。2026年10月1日、バージョン2.1.287で追加されたとされています。
AIを仕事や生活で使ってみたいものの、「Claude Codeは難しそうで、自分には関係ないかも」と思われた方も多いのではないでしょうか。この記事は、そうした方に向けて書きました。最後まで読んでみてください。ここでは手順ではなく、全体の雰囲気をつかんでいただくことを目的にしています。なお、ここで紹介する内容は複数の記事で確認できた範囲のもので、詳しい仕様や最新の対応状況は公式の変更履歴をご確認ください。
Modsとは何か
Modは、Claude Codeが動いている途中の「出来事」に割り込む、小さなプログラムです。プログラムと聞くと身構えてしまうかもしれませんが、ここでは「決まったきっかけで動く小さな手伝い役」と思ってください。
身近な例えで言えば、スマートフォンのアプリに入れる拡張機能や、料理のレシピに書き加える自分流の一手間に近いものです。レシピ通りに作っても、「仕上げにレモンを少し絞る」と決めておけば、いつも自分好みの味に近づきます。Modも同じように、Claude Codeの流れの中に、自分流の一手間を差し込むためのものだと考えると分かりやすいでしょう。
どんなことができるのか
報じられている主な内容は、次のとおりです。ここでは分かりやすい3つを紹介します。
- AIへの指示文を書き換える
たとえば、毎回「敬語で、結論から書いてください」と打ち込まなくても、決まった注意書きを自動で添えてくれる、というイメージです。受付で毎回同じ説明を読み上げる代わりに、最初から案内の紙を渡しておくようなものです。
- 実行の前に立ち止まる
AIが何か操作をしようとしたとき、一度止めて確認を入れられるという仕組みです。工場で出荷前に検品の人が箱の中身を見る工程と似ています。うっかりを防ぐ「最後の確認」として役立つ場面があるでしょう。
- 画面の見た目や、新しい操作の呼び出し方を足す
作業画面を見やすく整えたり、よく使う操作を短い言葉で呼び出せるようにしたりできます。キッチンの道具を、自分が使いやすい場所に置き直すような感覚です。
このほかにも、権限の確認に応答することなどが報じられています。
いずれも、Claude Codeの「いつもの作業」に手を加えるための仕組みです。すべてを覚える必要はありません。「こんなことができるらしい」と知っておくだけでも、次にAIへ頼むときの選択肢が広がります。
どうやって入れるのか
入れ方の全体像だけお伝えします。Claude Codeの中で /plugin と入力して、画面に出てくる案内に沿って選んでいくのが基本の入り口です。ターミナル(黒い画面の操作場所)の操作に慣れていない方は、画面の文字を一つずつ読みながら進めるとよいでしょう。
Modは「プラグイン」という配布の箱に入って届きます。箱を取り付けると、中に入っている部品がまとめて使えるようになる、というイメージです。家電の取扱説明書つきの箱を開けて、中身を組み立てるような感覚に近いかもしれません。コマンドで入れる場合は claude plugin install という形になります。
気をつけたいこと
ここが一番大切なポイントです。
Modは、安全な箱に隔離されて動くわけではありません。取り付けた人と同じ権限で動きます。家の合鍵を渡すのと似ていて、どこの誰が作った部品かによって、できることが大きく変わってしまいます。
「便利そうだから」という理由だけで入れてしまうと、思ったのと違う動きに気づくのが遅れる可能性があります。だからこそ、次の2つを心がけてください。
- 信頼できる場所から入手したものだけを入れる
- 入れる前に、中身を一度確認する。中身が分からなければ、詳しい方に見てもらうか、入れないという判断も立派な選択です
なお、Team・Enterpriseプランでは、危険な操作を止めるための既定のModが先に読み込まれるとされています。とはいえ、会社で導入する場合は、事前に社内の情報システム担当の方などに相談しておくと安心です。
まとめ
- Modsは、Claude Codeの動きに割り込む「付け足し部品」です
- AIへの指示の書き換え、実行前の確認、見た目や操作の追加などができると報じられています
- 入れるのは信頼できるものだけ。入れる前には中身を確認する習慣をつけておくと安心です
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