ひと昔前のWebサイトをまだまだホームページと呼んでただ作れば集客ができるとみんなが思っていた頃と違い、昨今はWebサイトを作った後の運用面にこそ差が生まれるようになっているのはみなさんはご存知だと思います。
そのため、StudioAKでもただWebサイトを作って、はいどーぞということはやっておらず、Webサイトが完成し納品した後もクライアント様に集客や来客数が伸びる方法はないか常に考えています。
その方法としてSEOやMEO、SNSを活用したプロモーションからWeb広告までいろいろな手段をお客様のご都合に合わせて企画し、マーケティング結果からご提案することがここ数年多くなっています。
ではWebマーケティングというのはどういう風に行っているのかという大事なところなのですが、StudioAKで納品・公開しているWebサイトにはGoogleAnalyticsというGoogleが提供しているアクセス解析ツールを設置しております。
通称GAとも呼ばれているGoogleAnalytics(グーグルアナリティクス)ですが、他のアクセス解析ツールと何が違うのか、どうしてこのツールを使うのかこのことをまず簡単にお話しすると、そもそもGoogleアナリティクスとは、検索エンジン最大手のGoogleが提供するアクセス解析ツールであることがまず信頼をおける点です。
またこのGoogleアナリティクスは基本無料で使うことができます。基本無料と書きましたが、スマホゲームのように課金制ということではありません。
有料版も存在しますが、無料版で十分なデータを扱えるので基本無料と書きました。
Googleアナリティクスではないのですが、昔はよくいろいろなサイトで使われていたアクセスカウンターというものがあります。
今でもあまりWebサイトに詳しくない人や情報が遅れてしまっている方からはアクセスカウンターを見えるようにサイトのトップに設置してほしいと言われることがあります。
そういう方にはもれなく小1時間なんで不要なのかを説明をいつもしています。
いやー本当にいるんですよ。
アクセス解析ツールとアクセスカウンターなにがちがうの?
ではそんなアクセスカウンターとGoogleアナリティクスなどアクセス解析ツールは何が違うのか?
簡単に言えばアクセスカウンターはあくまでも累計のページ表示数をカウントしてるだけなのでぱっと見数が増えていればたくさんアクセスがあるように見えます。
極論ただそれだけです。
それで見栄とはいいませんが、それがなんの役に立つのかではなく、たくさんカウントされているよといいたいだけなのでしょうか。。。
話をGoogleアナリティクスに戻します。
Googleアナリティクスなどアクセス解析ツールでは、おおよそ下記のような機能をよく使います。
- 今(過去も)何人アクセスしているのか?
- どんな人がアクセスしているのか?
- どこから(ひとつ前)アクセスしているのか?
- どのページにアクセスしているのか?
まさにアクセス解析!と言った感じですかね
これらのデータを元にアナリストたちは集客方法や購入率を上げる方法を考えるわけです。
先日といってももう去年の話ですが、StudioAKではWebアナリスト検定を合格してきました。
この時はGoogleアナリティクスだけでなく、Webサイトにおけるマーケティング解析を学んだわけですが、今回は解析ツールであるGoogleアナリティクスのGoogle公認の資格に挑戦することにしました。
Googleアカデミーとは?
Googleの公認の資格を受けるにはいろいろな方法がありますが、一番わかりやすい方法はGoogleアカデミーでオンライン授業を受け、その後テストで合格するというタイプのものです。
今回はこのGoogleアカデミーのGoogleアナリティクス初級コースと上級コースに挑戦することにします。
Googleアカデミーのサイトはこちらです
Googleアカデミーにはアナリティクスの他にもいろいろなコースがあり、Google広告などの資格などもありますので、気になった人は挑戦してみてください。
Googleアナリティクスの試験について
GoogleアカデミーにおいてGoogleアナリティクスの試験は初級と上級の2種類があります。
StudioAKでは実は初級は2017年に合格しており、上級は忙しさにかまけて進めていませんでした。
内容的に違いを簡単に説明しますと、初級向けコースはGoogleアナリティクスの操作方法や基本的機能の説明です。
おおよそこの初心者コースを合格すればGoogleアナリティクスがただのアクセス数を見るツールからアクセス解析ツールとして扱えるようになると思います。
まずはこの初心者向けコースの合格を目指してください。
初心者向けコースも上級者向けコースも4つのユニットに別れています。
ユニットとは大項目みたいなものです。
初心者向けコースでは
- Googleアナリティクスの紹介
- Googleアナリティクスの管理画面
- 基本的なレポート
- 基本的なキャンペーンおよびコンバージョントラッキング
について学びます。
どうしても最初はわからない専門用語が多いためなかなか理解しにくいかもしれませんが、説明文の他に専用の動画にて図解で学ぶことができます。
この動画がとてもよくできていて、いつも仕事で使っている人も見てみると「ほほう」って思うことがあるかもしれません。
それぞれのユニットの最後にはテストがあり、80点以上取れれば次のユニットに進めます。
4つのユニットすべて合格すれば認定証をGoogleが発行してくれます。
キャンペーントラッキングはよく使います
初心者向けコースの4つのユニットでもキャンペーントラッキングは実際のWebサイト運用ではよく使います。
どういうところで使うのか簡単に説明すると、Webサイトを知ってもらうためにチラシなどの紙媒体にQRコードを使うことが多いかと思います。
実はこのQRコードというのは曲者で先ほど書いたGoogleアナリティクスでできるどこからアクセスしてきたのか?という情報の時にQRコードからというのがわかりません。
またチラシを複数パターン作ったり、いろいろなところにQRコードを設置した場合、どの紙媒体などからの流入数が一番多かったのかつまりアクセスをコンバージョンにした場合、CVR(コンバージョン率)が高かったのかGoogleアナリティクスはQRコードのURLに仕掛けをしてあげないと判別できません。
この仕掛けというのがキャンペーントラッキングによって分類して判別することが可能になります。
店の中に置いてあるどのQRコードからが一番効率がよかったのかがわかればそこから次の施策を考えるきっかけにすることができます。
このほか、アフィリエイトや広告などからのアクセスも分類することができ、どのプロモーション施策がより効果的に結果を出しているのか推し量ることが可能になります。
そんないろいろなデータを解析できるGoogleアナリティクスですが、一度使ってみると手放せなくなるツールの1つです。
一度勉強をしてみて、腕試しと知識の確認にGoogleアカデミーのGoogleアナリティクス初心者向けコースの認定試験を受けてみることをStudioAKでは強くおススメします。
上級者コースは合格しました。