Twitter社が取り組んでいる「健全性指数」向上のための取り組みの一環として、
2018年7月12日より世界中でTwitter偽アカウントが一斉停止されました。
これはすでにTwitter上で問題がありロックされたアカウントに対し、パスワード変更確認という生存確認を行ない、
「へんじがない、ただのしかばねのようだ」
状態のアカウントを、Twitter上でプロフィール表示をしないようにするもので、
結果的に通常のTwitterユーザーでもフォロワー数が減る場合があります。
企業によってはキャンペーン応募のためだけに作られてしまったTwitterアカウントがどれほどあったかの実態調査できると、
フォロワー減少率を積極的に公表しようという動きになっています。
ツイッター社の偽アカ一斉削除の件、後学のために企業アカウントは「どれくらいフォロワー数が減ったか」を公開しませんか。プロモーションや懸賞で増えたフォロワーの実態把握とか、近年の広告アドフラウド問題にも役立つと思います。
— SHARP シャープ株式会社 (@SHARP_JP) 2018年7月12日
逆に偽アカウントが一斉停止で一番打撃を受けるのは、フォロワー数水増しのためにアカウントを大量購入していたアカウントです。
これはSEOでの被リンク購入にペナルティを与えたGoogle社の対応と似ています。
世の中はどんどん、お金にものと言わせてプロモーションできた時代から、
リアルなファンをこつこつと集めていく、真摯な姿勢が大切な時代になっていっていますね。
ちなみに今回は、人が作って放置されているアカウントが対象で、
スパム目的の機械的なbotアカウントへの対策は別途行なっていくそうです。