今日は少し、世界経済について考えてみようと思うGucciです。
昨夜(2017年1月12日AM1:00)から次期アメリカ大統領になるトランプ氏の当選後、初の会見がありました。
トランプ氏はアメリカ-メキシコ国境にフェンスではなく、「壁」を作るんだと再度名言し、その費用は一度はアメリカが出すかもしれないが必ずメキシコに出させると言い放ち、メキシコがすぐに縦に首を振らなくても待てないからすぐにでも壁を建て始めると会見で話したわけなんですが、さてさてアメリカ-メキシコの国境ってどれくらいの長さなのかと改めて調べてみた
全長は1,951マイル (3,141km)あるそうだ
日本でいうと、最北端(択捉島)と最南端(沖ノ鳥島)の直線距離は、3,020kmです。
直線距離になりますが、日本の一番北から一番南よりも長い距離の壁を作るということです
ちなみに青森県下北半島から山口県下関市までは約1,300kmです
当然そんな壁を作れば維持費もいるわけなんだが、それはどうするのかと。。。
少し違うが、日本では1972年に田中角栄氏が日本列島改造論という名の日本列島を高速道路・新幹線・本州四国連絡橋などの高速交通網を張り巡らすという考えを打ち出したのだが、2016年に半世紀近くかけてようやく函館から鹿児島まで新幹線がつながったわけなのですが、それよりも長い距離の壁を作るわけなんです
中国の明代の万里の長城は2009年までは総延長は8,851.8kmとされていたが、2012年6月5日に総延長は従来の2倍以上の21,196.18kmと発表されました。
ただし現存する人工壁の延長は6,259.6kmでなのですが、それでも日本列島の2倍近い長さがあります。